2026/02/20

【concept building #017】 

数、色彩、記号
808, 9 この数字に反応するのはエレキギターを弾いている者
38, 44, 357 この数字に反応するのはモデルガンやエアガンを知っている者

一見無意味な数字でも、この世界、社会で運用されていくうちに、様々な意味が付加されてゆく

文字も数字も色彩も、社会教育の前では「無意味」であることはできない

自然さ、均一さ、規則性、水平、垂直、直線
完全な直線やグリッド状に並んだ規則性は自然界にはほぼ存在しないだろう
ムラなく均一に塗られた色面というものもおそらく自然界には存在しない
こういった自然界に存在しない状態はある意味「超自然的」であり、生物である人間に何らかの「畏れ」を感じさせる可能性があるのではないか

「光を筆にして空気をキャンバスにする」
ダンフレイヴィンの蛍光灯の作品は、蛍光灯そのものの光と壁面に投影された光の二つの要素がある
光の筆で壁面に色彩を塗っているように感じた
また蛍光灯から発する光は空気をキャンバスにしているような感じがした
蛍光灯は壁から離された状態で配置されていることもあるので、その場合は壁面と作品の間の空間が光によって彩られている

「光の持つ意味」
「光」は人々の生活を照らす照明の役割をしてきたが、現代ではその役割に加え、情報を運ぶインフラの中で「血液」のような役割をしている
「光」の速度である「光速 : c 」は物理学の世界では「質量とエネルギーの間を取り持つ境界」である
E=mc²という公式がそれを示している

「メディウムの選択、効果とメディウムのパターン」
ブルースナウマン、メディウムの選択、作品の意図する効果
恐怖、不安 : 繰り返し、叫び、回転
動線のコントロール、感情変化 : 狭い廊下、二重の檻
不快感 : トイレのピエロ
自分なりのパターンを作り出す
直線、均一な色、光、規則性、歪み、曲線、色彩、ムラ、音、LED
パターンは作っても言わない

「意図的な境界」
鑑賞者としての立場 : 直感、非言語化、イメージ
作成者としての立場 : 理論、理屈、方法論、再現性、パターン、言語化
この二つの間にあえて「境界」を作らなければいけない
油断するとごちゃまぜになる
学習と研究のデメリットを最小限にする
音楽をやることのメリットは非言語化である

「境界を融解させる、あえて境界を持つことの矛盾」
こういった「矛盾」こそ作品を成立させるために一番必要なこと
ズレ、違和感、自己矛盾の探求
おそらく行きつくところまで考え続けないといけない
二重スパイはどこまで疑えるか、どこまで先を読めるのか